GLOSSARY — REPUTATION
誹謗中傷とは?
DEFINITION
誹謗中傷とは、特定の個人や企業について、事実を示したり侮辱的な表現を用いたりして、その社会的評価を低下させる言動のことです。
ネット上では、掲示板・口コミサイト・SNS・ブログなど、投稿できる場所であればどこでも起こり得ます。法的には、内容に応じて名誉毀損(刑法230条)、侮辱罪、信用毀損・業務妨害(刑法233条)などにあたるかどうかが判断されます。一方で、正当な論評や真実に基づく指摘は表現の自由として保護されることがあり、批判や感想のすべてが違法になるわけではありません。
01EXPLANATION
詳しい解説
企業にとって問題になるのは、こうした書き込みが検索結果や口コミサイトに表示され続けることです。取引先や求職者が社名を検索したときに目に入れば、新規取引の失注や採用応募の減少につながるおそれがあります。一度拡散した情報は完全な削除が難しく、デジタルタトゥーとして残りやすい点も、早期対応が重要とされる理由です。
権利侵害にあたる投稿は、当事者が各サイトの申請フォームなどから削除を求めることができます。2025年4月施行の情報流通プラットフォーム対処法(旧プロバイダ責任制限法の改正法)により、大規模なSNSなどには削除申請窓口の整備や対応の迅速化が義務付けられました(2026年7月時点)。ただし、削除するかどうかは最終的にサイト側の判断によります。
対応の前に、投稿のURL・日時・内容が分かるスクリーンショットを保存しておくことが大切です。投稿者の特定(発信者情報開示請求)や損害賠償請求などの法的手続きは、弁護士が対応する領域のため、悪質なケースでは早めに弁護士へ相談することをおすすめします。






