GLOSSARY — REPUTATION
ステルスマーケティング(ステマ)とは?
DEFINITION
ステルスマーケティングとは、広告であることを隠し、第三者の自発的な感想や評価であるかのように見せかけて行う宣伝のことです。
略して「ステマ」とも呼ばれます。「ステルス(stealth)」は「こっそり行う」「隠れた」といった意味で、消費者に広告だと気づかれないように行う宣伝を指します。日本では2023年10月から、景品表示法にもとづく指定告示により、不当な表示の一つとして規制の対象になっています(2026年7月時点)。
01EXPLANATION
詳しい解説
規制で問題になるのは、事業者が関与しているのに、そのことが一般の消費者に分からない表示です。たとえば、事業者が第三者になりすまして自社の商品を高く評価する書き込みをすることや、事業者が依頼した投稿であるにもかかわらず、広告であることを示さずに一般の感想のように見せることは、規制の対象になりえます。規制の対象となるのは広告を出す事業者(広告主)で、外部に任せた施策であっても、事業者自身の広告として扱われることがあります(2026年7月時点)。
ステマの問題は法令だけにとどまりません。広告であることを隠していたと発覚すると、消費者に「だまされた」と受け止められやすく、SNSでの炎上や、企業・商品への信頼の大きな低下につながるおそれがあります。口コミサイトなども、事業者が関与を隠して行う不正な評価を、利用規約で禁じている場合があります。
企業が備えとしてできることには、次のようなものがあります。
- 広告・PRであることを、「広告」「PR」などの表記で閲覧者に分かる形で示す
- 表記を極端に小さくしたり、ほかの文章に紛れさせたりしない
- 委託先や協力者とも表示のルールを共有し、公開前に確認する
- 第三者を装った書き込みなど、自社の関与を隠す手法を使わない
個別の表示が規制に触れるかどうかは、表示の内容や事業者の関与の度合いによって判断が分かれます。迷う場合は消費者庁の公表資料を確認するか、弁護士などの専門家に相談することをおすすめします。




