GLOSSARY — REPUTATION
ネガティブキャンペーンとは?
DEFINITION
ネガティブキャンペーンとは、特定の企業や商品・人物の評判を下げる目的で、悪評やマイナスの情報を意図的に広める行為のことです。
略して「ネガキャン」とも呼ばれます。主に選挙で、対立する候補の欠点や失策を攻撃する宣伝手法を指す言葉として使われてきました。ビジネスでは、競合他社やその関係者などが、口コミサイト・掲示板・SNSなどを使って悪評を広めるケースが問題になります。不満が偶然重なった場合や正当な批判とは異なり、意図的に行われる点が特徴です。
01EXPLANATION
詳しい解説
組織的なネガティブキャンペーンでは、短期間に似た内容の悪評が複数の媒体で増える、利用の実態がうかがえない具体性に欠ける批判が並ぶ、競合の優位性をほのめかす書き込みが混ざる、といった特徴が見られることがあります。ただし、これらは疑いを持つ手がかりにすぎず、悪評が増えたからといって組織的な攻撃だとは限りません。
対応の出発点は、犯人探しではなく記録です。投稿のURL・日時・内容を、スクリーンショットなどで保存しておきます。そのうえで、各サイトの規約に違反する投稿は通報や削除申請を検討し、事実と異なる内容で企業の名誉や信用が傷つけられている場合は、名誉毀損や信用毀損・業務妨害にあたるかどうかを弁護士に相談します。投稿者の特定や損害賠償請求などの法的手続きを他人に任せる場合、依頼できるのは原則として弁護士です(弁護士法72条)。
避けたいのは、確たる根拠なく特定の競合を名指しで非難することです。かえって自社が名誉毀損などの責任を問われるおそれがあります。第三者を装った書き込みで対抗するなど、同じ手段で応じることも、発覚したときに信頼を大きく損ないます。悪評の中に事実に基づく指摘があれば、改善の材料として受け止める姿勢も必要です。日頃から自社に関する投稿を監視していれば、悪評の急な増加に早く気づき、証拠の保存や対応に早く取りかかれます。




