GLOSSARY — REPUTATION
プライバシー侵害とは?
DEFINITION
プライバシー侵害とは、私生活に関する事柄や、住所・電話番号などの個人に関する情報を、みだりに公開するなどして、本人の私生活上の利益を侵害することです。
プライバシーは、一般に「私生活をみだりに公開されない権利」として法的に保護されています。主に民事上の問題として扱われ、投稿の削除や損害賠償を求める根拠になります。社会的評価を下げることが問題になる名誉毀損と違い、公開された内容が真実であっても、評価を下げるものでなくても、侵害にあたり得る点が特徴です。
01EXPLANATION
詳しい解説
ネット上でよく問題になるのは、氏名と結びつけて自宅の住所・電話番号・勤務先、顔写真、家族や病歴に関する情報などが、掲示板やSNSにさらされるケースです。プライバシーは主に個人の権利のため、企業では、代表者や従業員の個人情報が書き込まれる形で問題になることが多くあります。本人の同意なく撮影・公開された写真や動画は、肖像権の侵害として扱われることもあります。
削除が認められるかどうかは、どの程度知られたくない情報か、公表することに公共性があるかなどを踏まえて個別に判断され、最終的にはサイト運営者の審査や裁判所に委ねられます。見つけたときは、投稿のURL・日時・内容を保存したうえで、サイト運営者に削除を依頼するのが基本です。転載やスクリーンショットで広がる前に、早めに動くことが大切です。投稿者の特定や損害賠償請求などの法的手続きを他人に任せる場合、依頼できるのは原則として弁護士です(弁護士法72条)。
反対に、自社が加害側になるケースにも注意が必要です。従業員がSNSに来店客の情報を書き込んでしまう、口コミへの返信で相手の個人的な事情に触れてしまう、といった行為は、プライバシーの侵害として炎上につながるおそれがあります。社内ルールの整備や従業員教育による予防も欠かせません。




