GLOSSARY — LLMO / AI
エンティティとは?
DEFINITION
エンティティとは、検索エンジンやAIが、実在する会社・人物・場所・商品などを、単なる名前の文字列ではなく、ほかと区別できる一つのまとまりとして認識したもののことです。
英語で「実体」を意味する言葉に由来します。たとえば同じ社名の会社が複数あっても、所在地や事業内容などの情報が結びつくことで、別々のエンティティとして見分けることができます。データベース設計などでも使われる言葉ですが、SEOやLLMOの文脈では、この意味で使われます。
01EXPLANATION
詳しい解説
検索エンジンは、Web上の情報をもとに、エンティティごとに名称・所在地・事業内容・関係する人物や組織といった事実を結びつけて整理しています。Googleでは、こうした知識のデータベースを「ナレッジグラフ」と呼んでいます。会社名で検索したときに表示されるナレッジパネルは、その会社が検索エンジンにどう理解されているかを映し出すものといえます。
会社が一つのエンティティとして正しく認識されていないと、同じ名前の別会社と情報が混ざったり、古い社名や移転前の住所が使われ続けたりするおそれがあります。AIが会社について回答する際に他社の情報と取り違えてしまうのも、こうした認識のずれが一因と考えられます。検索エンジンやAIの認識を助けるために事業者ができるのは、参照される情報源を整えておくことです。
- 正式社名・略称・英語表記・所在地の書き方を決め、自社サイトと外部の掲載先で表記をそろえる
- 会社概要ページに、設立・代表者・事業内容などの基本情報を明記する
- 構造化データ(Organization)を使い、社名・ロゴ・所在地・公式SNSなどを機械が読める形で記述する
検索エンジンやAIが対象をどう認識するかは各社のシステムで決まるため、事業者が直接指定することはできません。正確で一貫した情報を積み重ねることが、遠回りに見えて基本になります。



