GLOSSARY — SEO
canonical(正規URL)とは?
DEFINITION
canonicalとは、同じ内容のページに複数のURLでアクセスできる状況において、どれを代表のURL(正規URL)として扱ってほしいかを検索エンジンに示す指定のことです。
読み方は「カノニカル」で、英語で「正規の」「標準の」という意味を持ちます。ページのHTML内にあるhead部分(ページの基本情報を記述する箇所)にlink要素(rel=canonical)として書き込むのが一般的で、「canonicalタグ」とも呼ばれています。代表となるURLを1つに定めて検索エンジンの評価をそこに集約する一連の作業は、「URLの正規化」と呼ばれます。
01EXPLANATION
詳しい解説
たとえば、httpとhttpsの違い、wwwの有無、末尾のスラッシュの有無、広告計測用の文字列(パラメータ)の有無などによって、同じ中身のページに複数のURLが存在してしまうケースがあります。人間が見れば同じページであっても、検索エンジンからは別々のページに見えてしまうことがあり、評価が分かれたり、意図していないURLが検索結果に出てしまったりする原因になります。それぞれのページに代表URLを明記しておくことで、評価や検索結果の表示をそのURLに集約しやすくなります。
気をつけたいのは、canonicalは検索エンジンに対する「ヒント」であり、強制力のある命令ではないという点です。どのURLを正規として扱うかは、最終的には検索エンジン側が判断します。そのため、内部リンクやXMLサイトマップが別のURLを指しているなどサイト内で情報が食い違っていると、指定が通らないことがあります。GoogleがどのURLを正規として選んだかは、Google Search Consoleで確認が可能です(2026年7月時点)。
似たような役割を持つ仕組みに301リダイレクトがあります。リダイレクトは古いURLへのアクセス自体を新しいURLへ自動で転送しますが、canonicalは両方のURLを残した状態で評価をまとめます。URLを統一・廃止するならリダイレクト、計測用のURLのように両方を残す必要があるならcanonical、と使い分けます。CMSのテンプレート設定などで、すべてのページの正規URLが誤ってトップページになっていたりすると、下層ページが検索結果に出にくくなってしまうため、設定後の確認が欠かせません。




