COLUMN — REPUTATION逆SEOとは、検索結果の上位に表示されているネガティブなページの順位を下げ、目立たなくするための対策のことです。ページそのものを削除するのではなく、自社にとって望ましい情報を検索結果に増やし、相対的に順位を押し下げていきます。この記事では、逆SEOの仕組みや費用の相場、成功させるためのポイントや依頼先の選び方について、専門会社としての視点からわかりやすく解説します。
逆SEOとは(定義と現状)
逆SEOとは、検索エンジンでネガティブなページが上位に表示されている状態を改善するために、その順位を下げることを目的とした対策です。通常のSEO(検索エンジン最適化)が特定のページを上位に押し上げる取り組みであるのに対して、逆SEOは望ましくないページの順位を相対的に下げるという、逆の方向からアプローチする手法を指します。
ここで押さえておきたいのは、逆SEOは対象のページを削除する手法ではないという点です。検索結果からページそのものを消すには、サイト運営者への削除依頼や、当事者としての削除申請、あるいは法的な手続きが別途必要になります。逆SEOは、そうした削除が難しいページ(報道記事や第三者のサイトなど)に対して、検索結果の1ページ目を自社発信の良質な情報で満たすことで、ネガティブなページを目につきにくくするアプローチです。この違いを理解しておくと、自社に必要な対応が削除なのか、それとも逆SEOなのかを判断しやすくなります。
逆SEOの仕組み|なぜ順位を下げられるのか
検索エンジンは、ページに書かれている内容の有用性や信頼性、新しさなど、多くの要素を総合的に評価して順位を決めています。逆SEOはこの仕組みを活かし、ネガティブなページよりも高く評価される情報を増やすことで、相対的に順位を入れ替えていく対策です。主な考え方は次のとおりです。
- 公式サイトや採用ページを整え、指名検索(会社名での検索)で上位に安定して表示させる
- オウンドメディアやプレスリリース、公式SNSなど、自社が管理できる発信チャネルを増やす
- 読者にとって役立つコンテンツを継続して発信し、検索結果の画面を自社情報で満たしていく
つまり逆SEOの本質は、単なる「押し下げ」であると同時に、「自社の情報発信や資産化」でもあります。風評への対策は「削除・非表示(対処)」「押し下げ・希釈(相対化)」「監視(予防)」「発信(資産化)」の4類型で整理できますが、逆SEOは主にこの中の「相対化」と「資産化」に位置づけられます。
では、なぜ「消す」のではなく「押し下げる」ことに意味があるのでしょうか。検索を利用する人の多くは、検索結果の上位数件しか見ないと言われています。そのため、ネガティブなページが2ページ目以降に下がれば、実際に目にする人は大きく減ります。削除が難しいページに対して、見られる機会そのものを減らしていく点に、逆SEOの実務的な価値があります。もっとも、インターネット上にページが存在し続けることに変わりはありませんので、削除できるものは削除し、できないものは逆SEOで対応する、という使い分けが基本になります。
一方で、対象のサイトに対して悪質なスパムリンクを送りつけるような手法が「逆SEO」として語られることもありますが、これは検索エンジンのガイドライン違反であり、他社への妨害にもあたります。適切な逆SEOではこうした手法は使わず、あくまで自社発信の情報を充実させることによって進めていきます。
逆SEOの費用相場
逆SEOを専門業者に依頼する場合、費用は月額10万〜50万円程度が一つの目安になります(2026年時点の一般的な目安ですが、難易度によって大きく変動します)。押し下げたいページの数や、対象となるキーワードの検索ボリューム、すでにある情報量などによって難易度が変わり、それに伴って費用も上下します。
料金体系には主に次のようなタイプがあります。
| 料金体系 | 特徴 |
|---|---|
| 月額固定型 | 毎月一定額。対策の期間が読みやすい |
| 成果報酬型 | 成果がなければ費用が発生しない契約形態 |
| 初期費用+月額型 | 初期に設計費、以降は運用費を月額で支払う |
どの型が適しているかは状況によって異なります。SORIXの具体的な料金は料金ページでご確認いただけます。契約前には、成果の定義(何をもって成功とするか)と費用の発生条件を必ず確認しておきましょう。
逆SEOを成功させるためのポイントと注意点
逆SEOを成功させるためには、事前に把握しておくべきポイントがいくつかあります。
削除で対応すべきか逆SEOで対応すべきかを見極める
事実無根の書き込みやガイドライン違反の口コミなどは、逆SEOを行うよりも削除申請のほうが適している場合があります。反対に、削除が難しい報道記事などには逆SEOが現実的です。まずは対象の性質を冷静に見極めることが、対策を成功させるための前提になります。
時間がかかることを前提にする
逆SEOは、自社発信の情報を積み上げながら相対的に順位を動かしていく手法のため、目に見える成果が出るまでには一定の時間がかかります。短期間での結果を約束する業者には注意が必要です。「必ず下げる」といった断定的な保証は、検索エンジンの仕組み上できません。
悪質業者・NG手法を避ける
スパムリンクの送信や、他人になりすました投稿を勧めてくるような業者は避けてください。こうした手法は自社サイトの評価を落とすリスクがあるだけでなく、法的・倫理的にも問題があります。
削除請求の代理・投稿者の特定は弁護士の領域
投稿者の特定や損害賠償請求などの法的手続きは、原則として弁護士のみが代理できる業務です(弁護士法72条)。(出典:e-Gov法令検索「弁護士法」第72条〔確認日 2026.11.01〕)対策会社であるSORIXは、こうした法的手続き自体は代行できず、提携弁護士の紹介まで対応します。関連する法制度として、2025年4月施行の情報流通プラットフォーム対処法(旧プロバイダ責任制限法の改正法)があります(2026年7月時点)。(出典:総務省「インターネット上の違法・有害情報に対する対応(情報流通プラットフォーム対処法)」〔確認日 2026.11.01〕)
なお、SORIXは削除申請の代行も行えませんが、媒体によっては第三者からの規約違反の報告(通報)を受け付ける窓口があります。お客様が規約違反にあたるとご判断された投稿は、こうした窓口に限り、SORIXが自社の名義で第三者として通報することもあります(ご契約中のお客様は、通報に追加の費用はかかりません。削除するかどうかは媒体が判断します)。通報と並行して逆SEOもSORIXでまとめて進められるため、媒体の判断を待つあいだも対策を止めずに済みます。
逆SEOの依頼先の選び方
逆SEOを外注する際は、次の点を確認しておくと、悪質業者を避けやすくなります。
- 成果の定義と費用の発生条件が契約書で明確か
- 「必ず」「確実に」といった断定的な表現で保証していないか
- スパムリンクなどガイドライン違反の手法を使っていないか
- 自社の状況に応じて、削除・逆SEO・監視を適切に切り分けて提案してくれるか
これらを満たす業者は、無理な約束をせず、現実的な選択肢を示してくれます。自社にどの対策が合うか相談したい場合は、逆SEO対策サービスへお問い合わせください。
逆SEOと削除・その他の風評対策との違い
逆SEOは風評対策の一つの手法にすぎません。他の手法との違いを理解すると、自社に必要な対策を選びやすくなります。風評対策は大きく次の4類型で整理でき、逆SEOはそのうちの相対化と資産化に位置づけられます。
| 手法 | 目的 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 削除・非表示 | ページや投稿を消す | 事実無根・違反投稿 |
| 逆SEO(押し下げ・希釈) | 順位を下げて目立たなくする | 削除が難しい記事など |
| 監視 | 早期発見・予防 | 平時のリスク管理 |
| 発信(資産化) | 自社情報で検索面を満たす | 中長期のブランド防衛 |
たとえば、ガイドライン違反の口コミなら削除申請が第一選択になりますが、過去の報道記事のように削除が難しいページには逆SEOが現実的です。どれか一つだけで解決するとは限らず、状況に応じて組み合わせるのが実務的です。まずは自社が抱えるページの性質を見極めることが、手法選びの出発点になります。
逆SEOを検討するときの進め方
逆SEOを検討する際は、いきなり業者に丸投げするのではなく、次のステップで整理すると判断を誤りにくくなります。
- 現状把握:自社名・関連キーワードで検索し、どのページが上位にあるかを記録する
- 分類:各ページを「削除できそうか」「削除は難しいか」で分ける
- 優先順位付け:影響の大きいキーワード・ページから対応する
- 手法の選択:削除・逆SEO・監視・発信のどれを組み合わせるか決める
- 依頼判断:自力で難しい部分を専門家に相談する
この流れで整理しておくと、業者に相談する際も要望を具体的に伝えられ、適切な提案を受けやすくなります。逆に、現状把握をしないまま「とにかく下げてほしい」と依頼すると、費用対効果が見えにくくなります。焦らず、順を追って進めることが結果的に近道です。現状把握と分類は自社でもある程度できるため、まずはそこまで手を動かしてから相談すると、話がスムーズに進みやすくなります。
よくある質問
逆SEOでネガティブなページは消えますか?
いいえ、逆SEOは順位を下げて見られにくくする手法で、ページ自体を削除するものではありません。削除が必要な場合は、サイト運営者への削除依頼や当事者としての削除申請、法的手続きなど別の対応が必要になります。
逆SEOの効果はどれくらいで出ますか?
明確な期間は決まっていません。自社情報を積み上げて相対的に順位を動かすため、成果までに一定の時間がかかります。「すぐ下がる」「必ず下がる」と断定する業者には注意し、成果の定義を事前に確認しておきましょう。
逆SEOと削除はどちらを選ぶべきですか?
対象の性質によります。事実無根の投稿や違反口コミは削除申請が適することがあり、削除が難しい報道記事などは逆SEOが現実的です。まず対象を見極め、必要に応じて両方を組み合わせるのが効果的です。判断に迷う場合は、削除の可否も含めて専門会社に相談すると、自社に合った進め方を整理できます。
まとめ:逆SEOは「削除できないページ」への現実的な選択肢
逆SEOとは、検索結果のネガティブなページの順位を下げ、目立たなくする対策です。ページを消すのではなく、自社発の良質な情報で検索面を満たして相対的に押し下げるのが仕組みです。費用は月額10万〜50万円程度が目安(2026年時点の一般的な目安)で、成果には時間がかかること、断定的な保証やスパム手法を避けることが成功のポイントです。
削除すべきか逆SEOで対応すべきか迷う場合は、逆SEO対策サービスにご相談ください。費用感を先に知りたい方は料金ページもご覧いただけます。
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